今回の特集は今までの特集とは趣向を変えて、 「昔のぶらくり丁の写真展」を3回に渡って開催します。 皆様の知っている今のぶらくり丁と比べてみれば 新しい発見があるかもしれません。 この時代のぶらくり丁をリアルタイムで見ていたあなた。 今のぶらくり丁しか知らないあなた。 今回の写真展の楽しみ方は人それぞれだと思います。
尚、この場を持ちまして今回写真を提供して頂きました松波様の ご厚意に感謝の意を表します。
1970年頃の中ぶらくり丁の交差点です。 歩道を行き交う人々。一体何を思いを馳せながらぶらくり丁を 歩いているのでしょうか?
続いて松竹映画館前です。だいぶ古い写真ですね。 おそらく夜撮った写真と思われます。 時代は戦後10数年程でしょうか。 これは以下の写真で分かるのですが、 お祭りでかなり賑わっているのです。
数々の提灯をぶらくった(ぶらさげた)御輿。 それに群がる人々。 今では見られなくなった風景ですが、 レンズで覗いた興奮はそのまま今に伝わっております。
御輿が人波を掻き分けて進みます。 押し合い圧し合い、夜のぶらくり丁を灯しつつ。
北ぶらくり丁のある一夜。 噂では聞いていましたが、実際に写真で様子をうかがうと 説得力があります。 奥の方で肩車してる親子とおぼしき人がいるのが見えますでしょうか?
本町商店街での一コマ。 コミカルな動きで聴衆を魅了しております。 しかし、よく考えたらここで見てる子どもたちも 今やいい大人になってるんでしょうね。 そう考えたりするのも、写真の面白いとこだったりします。
今回写真を提供して頂いた松波さんの店先です。 子どもの表情に注目すれば分かりますが、お面が少しばかりコワイですね。
ここからは、閉店セール特集です。 まずはビブレから。 出迎える店員の方々のあたたかさが伝わってきます。
こちらは丸正百貨店です。 改装前の売りつくしセールの様子です。
店内の様子です。 改装前も後も行ったことがない編集者としては、 なかなか微妙な心境です・・
こちらは長崎屋(現city和歌山)です。
ご覧頂けましたでしょうか?
昔の思い出を大切にして下さい。
そして、今からの思い出も同じように大切にして下さい。
時間と共に変わっていく風景を。
昔から変わらずに在り続ける風景を。