取材内容
インタビュ―:キャラバン隊。教育学部宮永教授
教育学部3回高橋君
教育学部4回井上さん
インタビュア―:宗 ゆかり
―では今日はよろしくお願いします。まず、自己紹介からお願いします
教育学部で物理学と理科教育を教えている宮永です。授業としましては理科教育法とか原子物理学、それから教養の物理学Bを担当しています。
―宮永先生はキャラバン隊をやっているということなんですけどいつごろ結成されたんですか?2年前の7月からですから今で1年半ぐらいかな。
―活動されるきっかけを教えてください科学とか理科とか言うとみんな難しいと思ってちょっとひいてしまうところがあるんですが、本当は面白くて楽しいものなんですね。ですから子供さんたちに科学の実験や工作をして楽しんでもらう。それと同時になぜこうなるんだろうという疑問をもってもらほしいなと思います。教育学部では「面白科学祭り」というのを毎年やっていますが、それは事件や工作をたくさん準備しておいて、そこへ子供さんたちが来て、それを体験するという催しです。毎年すごい人気で会場があふれています。もうひとつ教育学部でフレンドシップ授業というのがありまして子供さんたちを集めて1泊2日ぐらいで教育学部の学生が実験や工作の指導をするというものです。それもものすごい人気でいつも定員オ―バ―するんですね。それならば、いっそのことわれわれが出かけていってその場で、いろんなところで実験や工作の指導ができたらいいなとうことではじめました。それが一点。もうひとつ。将来先生になろうと思うと、やっぱりこういうことを体験しておくというのは非常にいいことだろうと。子供たちと触れ合うということそれから学生さん自身が学校で習ったことを深く理解して楽しむということを目的としています。
―今後チャレンジしてみたいことなどはありますか?そうですね。実験や工作の指導をするんですが学生さんがもっともっと上手に指導できて、子供さんたちがなぜかなということを大人になるまで思い続けてくれたらいいなと思います。それからもう一点。こういう活動が中学生や高校生に対しても行うことができたらいいなと思います。
―では次に実際に活動されているスタッフの方にインタビュ―してみたいと思います。実際にやってみてどうでしょう?ではまず男性の方から。自己紹介からお願いします。3年生の高橋です。実際やってみて私たちがキャラバン隊として出かけると、大体、子供たちはすごく楽しんでくれるんです。そういう子供たちの様子を見ているとこっちもすごくうれしいなとかやっててよかったなと思います。でも、こどもたちにただ楽しんでもらえるっていうそれだけではなくて、そのなかでこどもたちにいかに科学の面白さや楽しさとか不思議さをどういう風にビビっと刺激できるかというのは何回やっても難しいと思いますし、またそういうところがやりがいかなと思います。
―女性の方に聞いていきたいと思います4回生の井上です。キャラバン隊が結成された当時は私は3回生だったんでもう教育実習は終わってたんですよ。今の1回生や2回生はまだ教育実習に行ってないんでこういうキャラバン対で人前にでる練習をしたり、教える練習ができてうあらやましいなと思います
―実際教育実習に行ってみて慣れたもんですか?やっぱりキャラバン隊をやってると 教育実習で授業をするときにも授業を組みたてたり子供と接する機会も増えますし、実際授業を進めたりして、とてもいい経験になります。
―失敗談とかありますか?液体窒素を使った実験で、液体窒素にバナナを入れて、カチンカチンに凍らせてバナナを凍らせすぎて釘を打つ前にバナナのほうが砕けてしまったということがありましたねぇ。
―そういう時はフォローとかどういう風にやっているんですか?あ〜、失敗しちゃった〜、もう一回やろうか〜見たいな感じですね。 そうですかどうもありがとうございました。