おかげさまで、17年度のオープンカフェWithは大成功
オープンカフェドキュメンタリーがたった2回で止まってしまっていました。 ということで、実際オープンカフェWithはどんな感じだったのかお伝えできていませんでした。 反省しております。本日平成18年6月18日をもって、気合を入れて再スタートします。
オープンカフェWithってなんぞや...と言いますと、 私たち学生と和歌山市民が力を合わせて運営したオープンカフェのことです。
平成17年10月に雑賀橋の上で運営しました。 この狙いはズバリ「滞留性と回遊性の創出」です。 つまり、「歩いて楽しいまちづくり」「人が行き交う市街地作り」をどこまでできるかにトライしました。
オープンカフェWithの特徴
<<雑賀橋・ぶらくり丁で運営>>
商店街のようにまちのシンボルとなってしまった区域は、 土地の所有や住宅の所有に関係なく、シンボルとして公共性をもち始めます。 そのぶらくり丁が、現在では衰退の一途をたどり(※地価は過去10年間で4分の1になった)、 なかなか厳しい状況を抜け出せずにいます。 そこでそのような状況を改善するための手段として、オープンカフェ事業をぶらくり丁商店街で行うことにしました。
<<週ごとに特色を出しました。>>
10月1週目は“和風 de かふぇ” 2週目は“ こどもかふぇ” 3週目は“ International cafe”4週目は“映画 de ナイト”最終週は“スペシャルカフェ” というように、週ごとに特色を出すようにしました。
例えば1週目は、その名の通り「和」をテーマに抹茶を使った “和風 de かふぇ”限定のメニューを用意しました。 4週目の“映画 de ナイト”では、映画のポスターのオークション販売や、 夜の延長営業、スクリーンを使った映像企画を行いました。
<<ぶらくり一店逸品>>
近隣の喫茶店4店から、オープンカフェWithにメニューを提供していただくことができました。 中には、わざわざ私たちのために新たにメニューを作って下さったお店もあります。 このように、既存のお店と協力できました。
<<ボランティアベースで様々な団体と連帯>>
倉庫や調理場所を近隣のお店からお借りすることができました。 またライブやダンスといったイベント企画から、お酒の提供にいたるまで、 本当にたくさんの団体や個人と連帯し、まちを盛り上げることができました。
<<業者ではなく、学生・市民が事業主体>>
10代20代の学生から50代の社会人を中心に幅広いメンバーで運営しました。 一見とっつき難いのがまちづくりのイメージですが、プランを練り実行に移せたことで、 身近に感じられるようになりました。
次回は、オープンカフェWithの事業効果分析のお話です。
ドキュメンタリー「雑賀橋上でオープンカフェ」その1
ドキュメンタリー「雑賀橋上でオープンカフェ」その2
ドキュメンタリー「雑賀橋上でオープンカフェ」その3
ドキュメンタリー「雑賀橋上でオープンカフェ」その4